Z世代に人気のアニメとコラボ ファンに好印象を与える仕掛け
森永製菓は、「森永ラムネ」の味わいをイメージしたフローズンデザート「フローズンラムネ」を4月24日に発売。それに伴い、YouTubeチャンネル「マリマリマリー」とのコラボキャンペーンを4月26日より実施した。
懐かしいラムネ味のみぞれに、バニラアイスとホワイトチョコチップを組み合わせたすっきり&クリーミーな味わいが特徴の「フローズンラムネ」は、10~20代がターゲット。本商品は発売から2年と比較的新しく、全年代で認知があまり広がっていないという課題があった。
そこで、特に幼い頃からコンビニなどで「フローズンラムネ」のようなフローズンデザートに馴染みのある若年層の認知・トライアルを、獲得していくことが、ブランドの拡大につながると考えたと話すのは、森永製菓 冷菓マーケティング部の吉成健二氏。「若年層が共感しやすいようSNSを活用したコンテンツの拡散で、まずはトライアルの拡大を目指し、施策を展開することにしました。アニメコントで人気のYouTubeチャンネル『マリマリマリー』にコラボを依頼したのは、SNSでの話題化を狙ったためです」。
YouTubeのチャンネル登録者数139万人を超えるコントアニメ「マリマリマリー」。主人公の大学生・レイジと友人たちの何気ない日常のワンシーンで繰り広げられるシュールな会話劇が人気を博している。このアニメの中に漂うエモさや、交わされる会話の少し乾いた空気感、レトロでシティポップ風なイラストが、「フローズンラムネ」のイメージとマッチしていると、このコラボレーションに期待を込めたという。