脚悩みを言語化し、ケアするコミュニケーション
レキットベンキーザー・ジャパンは、4月、男性向けの着圧ソックス「メディキュット For MEN」の公式キャラクター「メディキュットGメン」を開発。4月24日から5月12日には、Twitterで賞品プレゼントキャンペーンを実施した。あわせて、より多くの人に自身の脚悩みケアや脚がケアされていない実情に気付いてもらうべく、「#脚泣かせ事件簿」を特設サイトにて公開した。
「メディキュット」の男性版である同商品は2月に発売を開始したが、女性用メディキュットの認知率が高いがゆえに、着圧ソックスは女性が着けるものというイメージが強いことに加え、男性は自身の脚悩みを放置しやすく、また脚悩みがあることにすら気付いていない傾向にあるという課題があった。SNSでは、脚悩みに関する投稿は一定数あったが、その脚悩みを言語化し、ケアしようというコミュニケーションまでは取られていなかった。
キャンペーンを通じて、男性が、自分自身が同商品を使うべき状態であることに気付き、手に取ってもらうきっかけにすることを目指した。そこで生まれたのが「#脚泣かせ事件簿」だ。電車での通勤中や帰宅中、立っているときに感じる「俺の前だけ席が空かない。」や、友人の家を訪れた時の「『うち、駅からすぐだから』詐欺。」、家族とショッピング中、「パパの脚がいちばんのお荷物になっている」など、「脚悩みあるある」をまとめている。
プラチナムのコミュニケーションデザイン局 坂井慎氏は、「ユーザーが共感しやすい場面を抽出するために、コピーライターを中心にユーザーヒアリングを実施。30個ほどできた事件簿を泣く泣くキャンペーン用に15個に絞りました(涙)」と話す...