
東京ガス新CM「母の推し活」篇。広告賞での受賞経験も多い「家族の絆」シリーズの一環。
「家族の絆」シリーズ最新作 個人としての母親に焦点当てた
東京ガスは2023年3月17日、新CM「母の推し活」篇の放映を開始した。推し活をする生活者の心情や行動がつぶさに再現されているとして、TikTokやTwitterなど、SNSで広く拡散され大きな話題になっている。
東京ガスの広告といえば、東京ガスのキャラクター「パッチョ」を起用したCMを想起する生活者も多いが、同社は「家族の絆」シリーズをはじめ、日常生活に焦点を当てた共感値の高いストーリー性のある企業広告も制作してきた経緯がある。「家族の絆」シリーズは2008年から11年間にわたり続き、その多くが、広告電通賞やTCC賞、アジア太平洋国際広告祭などの広告賞での受賞経験がある。
本CMも「家族の絆」シリーズのひとつ。今回は家庭や会社で懸命に働き、家族を支える母親という個人に焦点を当て「推し活」を題材として取り上げた。
同社 広報部 広告担当部長の中塚千恵氏は本CMでも「推し活」という切り口を通して、お客さまの幸せを願う東京ガスグループの姿勢を伝えたいと思っていたと話す。
「当社グループは経営理念の『人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる。』にあるように、『人』を大切にする企業として存在し続けたいと考えています。本シリーズではこれまで『家族』に焦点を当ててきましたが、昨年度出稿した『子育てのプレイボール』は、家族だけでなく、社会や地域の人々を描きました。今回は母親という個人にフォーカスしたCMになっています」(中塚氏)。
東京ガスグループの商材であるエネルギーや各種サービスは、暮らしのなかで使われてこそ、価値を発揮するものだと...