商品選択のパターン化を打開し新たな購買体験を提供
ライオンは衣料用柔軟仕上げ剤「ソフラン アロマリッチ」シリーズにおいて、商品の5つの香りのイメージや雰囲気に沿った5人のキャラクターを新垣結衣さんが演じ分けるという企画を実施。5人の新垣さんが登場する新ビジュアル、コンセプトムービー、インタビュー映像を2月1日に公開した。
現在、5つの香りをラインアップしている「ソフラン アロマリッチ」シリーズだが、“香り”を訴求する柔軟剤のカテゴリでは、顧客の購買行動がパターン化する傾向が見られていたという。
「『ソフラン アロマリッチ』シリーズのような柔軟剤は、お客さまが『その香りを好きか、嫌いか』といった“嗜好性”で選ばれるケースがほとんどでした。そのため、柔軟剤の売り場は固定化し、お客さまの柔軟剤に対する期待や必要性が損なわれつつあるのを感じていました」と、ライオンのファブリックケア事業部で柔軟剤のブランドマネージャーを務める井下雄規氏は話す。この課題を解決し、新しい購買体験を提供したいとの考えから、企画に着手することになったという。
今回のプロジェクトでは、嗜好性で選ぶ従来の購買行動から、「なりたい自分・新しい自分を探して、香りを選ぶ」という習慣を提案。この習慣が生活者に浸透することで、柔軟剤を購入検討する際だけでなく、洗濯して服を着る際などの生活シーンにおいても、なりたい自分・新しい自分と出会える体験を提供したいと考えた。
「嗜好性だけではなく“自身がなりたいイメージ”で香りを選ぶことにより、これまで選んでいたものとは異なる香りの商品を手に取るきっかけにしてほしいと考えました。また、日々のお洗濯が『“好き”に対して正直になれる。新しい自分に出会える。』といった、ポジティブな習慣に変わっていくことによって、柔軟剤カテゴリにおける『ソフランアロマリッチ』シリーズの存在感を高めることを狙っています」と井下氏は話す。
「こんな私もいいかも。」新垣さんが5つの個性を表現
本企画では「こんな香りもいいかも。こんな私もいいかも。」というキャッチコピーを主軸にコミュニケーションを展開。「ソフラン アロマリッチ」シリーズの5つの香りそれぞれに対して...