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広告業界トピックス

ウィズコロナ時代のイベントの現状 安心・安全の確保が重要事項に

一般社団法人 日本イベント産業振興協会 事務局次長 菊地浩之

人数制限緩和方針とガイドラインで安心・安全の開催を目指す

この9月、首相としての連続在職日数を更新して間もない安倍首相が体調不良を理由に退任したのは記憶に新しいが、新型コロナウイルス対応や経済回復の両立など、新政権が引き続き直面する課題は変わらない。そのような状況の中、イベント開催制限の目安が9月19日から緩和され、参加人数5000人を上限とする人数制限を撤廃しながら、一部例外を除いて収容率50%を維持することとなった。

5月以来、展示会やMICE、コンサート、スポーツ大会などの主催者は、それぞれ「新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」を発表しており、感染予防の対策を確実に進める中で、それなりに成果を上げているのではないだろうか。

そんな中、当協会も各方面と調整しながら、イベント主催者とは立場が異なるイベント製作者(制作者)に向けた「感染予防対策 基本方針・ガイドライン」を先月に発表した。少しでも早く、人数上限などの制限が緩和され、安心・安全なイベントが開催できるよう期待する想いは皆、同じだ。

7月23日、内閣官房が発表した「イベント開催制限の段階的緩和の目安(その1)」その後、【移行期間後】 のスケジュールは延長された。

ウィズコロナ時代に適応するこれからのイベントの在り方

現時点では...

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