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世界のトップクリエイターの判断力──クリエイティブの潮流2020

世界最大規模のデザインスタジオが考える さまざまな定義が変わる「ポストコロナ」

Eduardo Kranz(Fjord)

パンデミックによって人々の生活は大きく変わり、予測不可能な事態が続く中、広告はどうあるべきなのか。最前線で活躍するトップクリエイターに、これからの潮流について聞きました。

アクセンチュア インタラクティブ本部 Fjord Tokyo 共同統括 デザイン・ディレクター
Eduardo Kranz
2015年にデザインスタジオFjordに参画。2019年11月よりFjord Tokyo 共同統括に就任。クラフトデザインから戦略的デザインまで幅広いスキルを有し、ユーザーエクスペリエンスの構想設計、サービスデザイン、インターフェースデザインに強みを持つ。業界変化スピードの速い環境における企業のサービス策定や、モバイルファースト、アジャイルでのデザインなど、トレンドや変化に適応したエクスペリエンス設計・構築の経験多数。近年では、オーストラリア連邦政府や、国内通信企業、電力会社などのプロジェクトを推進。

Q1. 「2020年のクリエイティブの潮流」として感じていること

これまでの人間中心デザインから、生命中心デザイン(Life-centered Design)へのシフトが起きています。人間を中心とした視点だけでなく、社会的、経済的、環境的な影響を踏まえてデザインする考え方です。

人々が何にお金を使うか、その判断の基軸は...

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