パンデミックによって人々の生活は大きく変わり、予測不可能な事態が続く中、広告はどうあるべきなのか。最前線で活躍するトップクリエイターに、これからの潮流について聞きました。
Wunderman Thompson Global Chief Creative Officer
Bas Korsten
2011年J. Walter Thompson入社。J. Walter Thompson アムステルダムのクリエイティブパートナー、J. Walter Thompson フューチャーカウンシルリードの兼任を経て、2019年11月Wunderman Thompson Global Chief Creative Officerに就任。2016年J.Walter Thompson アムステルダムとして、カンヌライオンズではイノベーションエージェンシーオブザイヤーの称号を獲得。同年、Ad Age Creativity 50に表彰され、2017年4月Adweekでは、「One of 10 Global Creative Leaders reinventing Advertising and the Ad industry.」にも選出された。現在までに、34のカンヌライオンズと11のD&ADペンシルを獲得している。
Q1. 「2020年のクリエイティブの潮流」として感じていること
今年を“1年”と考えることはとても難しいです。全く異なる2年を経験したようなものだからです。パンデミック以降、世界がさらに連帯したと感じています。いまだ分断もありますが、私は人々が...