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広告業界トピックス

国際園芸博は北京から横浜へ まだまだ続く日本のイベント黄金期

一般社団法人 日本イベント産業振興協会 事務局次長 菊地浩之

AIPH館のテーマ展示。

2022年冬季五輪の地で開催「北京国際園芸博覧会」

2019年4月29日から10月7日の162日間、「北京国際園芸博覧会」が中国・北京で開かれた。同園芸博は110の国と国際機関が参加する大規模なイベントで、会場は北京市中心部から北西に約80kmに位置する延慶区。2022年北京冬季五輪・パラリンピックの会場でもある同区は、ウィンタースポーツとコンベンションの拠点としていままさに開発が進む地域である。

ちなみに、「EXPO=国際博覧会」を名乗るには、国際園芸家協会(AIPH)から「大規模国際園芸博覧会」として認定された後、博覧会国際事務局(BIE)からも承認を得る必要があるという。

「緑色生活美麗家園(日本語訳:緑の生活、美しいふるさと)」のテーマを掲げた同園芸博は、会場総面積約960ヘクタール(展示面積約503ヘクタール)と、過去の国際園芸博覧会に比べ桁違いの広さを誇る。5カ所ある一般来場者ゲートは、事前に登録するパスポートと顔認証システムでセキュリティ管理される。

会場は「世界園芸展示区」「園芸生活体験区」「教育と将来の展示区」などテーマ別に分けられ、花、野菜、果物、茶などの畑や園芸機械の展示など園芸博らしいエリアの合間にエキスポ色の強いパビリオンが点在していた …

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