営業収入を2.8%減に下方修正 来年度は五輪の影響で0.3%増を予測
民放連研究所はこのほど、2019~2020年度のテレビ営業収入見通しの改訂を発表した。営業収入全体の伸び率を1月時点の当初予測1.3%減から2.8%減へと減少幅が大きくなると予測を修正。特にスポット収入は1.9%減から4.3%減と大幅な下方修正をした。一方、2020年度のテレビ営業収入は東京五輪・パラリンピックによる効果を期待し、0.3%増と予測した。
今年度のテレビ営業収入改訂見通しの内訳は、東阪名が当初の1.5%減から2.9%減、ローカルが同1.2%減から2.5%減、独立局が同3.1%増から4.9%減といずれも下方修正した。このうちスポット収入は、東阪名で年初予測の1.9%減から4.5%減、ローカルは2.1%減から3.8%減、独立局1.7増から4.7%減といずれも大きく下方修正した。
タイム収入もテレビ全体で年初の1.0%減から1.6%減に予測を修正。内訳としては、東阪名が同1.3%減から1.6%減、ローカルが同0.8%減から1.1%減と微修正。一方、独立局は1.9%増の年初予測を5.0%減と大幅に下方修正した …
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