広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

米国OTT市場の新たな動向

志村一隆

新たな展開に入っている米国動画市場。

NetflixやHuluに対抗する"Skinny Bundle"とは

米国市場でのNetflixの加入者数が、2017年6月末に5000万件を超え、人口比で16%を超えた。日本市場に同じ比率を当てはめれば、約2100万件以上となる。ペイテレビ(有料放送)など、映像を有料で見せるサービスで、これほど伸びたものは日本にはない。

この10年で、ネット配信(OTT:Over The Top)が大きく成長し、Amazon、YouTube、Hulu、それにNetflixが4大プラットフォームとして確立されてきた米国市場だが、ここにきて、ハリウッドの映画スタジオ、地上波テレビなど既存プレイヤーなども、また新しい動きが目立っている。

まず、NetflixやHuluの対抗策として、20~30チャンネルで月額35ドル程度のパッケージを開始するケーブルテレビが増加している。これを「Skinny Bundle(スキニーバンドル)」と呼ぶ ...

あと69%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

米国OTT市場の新たな動向(この記事です)
EXPO2020 ドバイ UAEへ向けて
「2017リテール・プロモーション・アワード」決定
見えないものが見える、OOH広告!?
起業支援で地域活性化に寄与する地方紙
テレビCMのオンライン運用が10月から開始
9月の広告業界ニュース早わかり、新聞広告大賞ほか
急拡大する、中国ネット動画の可能性
カザフスタンと国際博覧会
プロモーションの原点 トレードリレイションズ活動が揺らいでいる⋯?
OOHメディアのネーミングライツ活用
新聞社に新たな風を ベンチャー企業との協業・投資進む
NHK 受信料制度の行方は?─検討委が答申
第70回「広告電通賞」贈賞式 ロングセラーの表現が評価ほか―7月の広告界ニュースダイジェスト
5G普及でVR時代が来る―MWC上海から
アスタナ国際博覧会から見えてきたこと
アクティべーション・プランニング電通賞、贈賞作品の発表
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する