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広告業界トピックス

見えないものが見える、OOH広告!?

吉田勝広(オリコム)

次世代印刷技術を使い花火大会の風景再現

NTTドコモは9月4日から1週間、東急田園都市線渋谷駅のOOH広告を展開した。高さ約2m、幅約20mにわたる大型ボードの広告は、全面光沢がある黒い色で白い文字が書かれたモノトーン調のデザインだ。両端には「SHIBUYAに花火の新名所!?フラッシュ撮影で花火を打ち上げてシェアしよう #スマホ花火大会」とあった。試しにフラッシュ撮影をすると、驚いたことに色鮮やかな花火が写っていたのである(写真1・2)

写真1

写真2
フラッシュ撮影すると花火が見えた

よく見ると「隅田川花火大会」など全国80カ所以上の花火大会の名称が書いてあり、各地の花火を再現していた。大会名称の上には電波状態良好のアンテナマークが。「つながりたい想いが集中する花火大会でも、ドコモは移動基地局車を出動させて快適なネットワークを実現させています。」というキャッチフレーズも記されてあったが、それを理解させる上手い表現である ...

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