第70回「広告電通賞」贈賞式 ロングセラーの表現が評価
7月3日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールにて、第70回「広告電通賞」贈賞式が開催された。応募作品点数は1422点で、地区予選を経て5月に開催の最終選考会、選考総会で受賞作品が決定した。最高賞にあたる「総合広告電通賞」は大塚製薬が2年連続で受賞、また「広告電通賞特別賞」には、「ガリガリ君」の値上げ広告で話題を集めた赤城乳業が選ばれ、贈賞式会場で表彰を受けた。
「総合広告電通賞」を受賞し、登壇した大塚製薬 常務取締役 ニュートラシューティカルズ事業担当の井上眞氏は「今回、受賞対象となった作品は『ポカリスエット』、『カロリーメイト』『オロナミンC』と、いずれもロングセラー商品だった。ロングセラー商品の広告は鮮度を保つ苦しみもありつつ、一方でそれら商品にしかできない表現もある。今回、受賞した広告は、これまで蓄積されたブランドの資産を生かし、お客さまにとって意味ある存在になることを目指したもの」とコメントした。
ADC賞グランプリ 町工場のWebと映像
ADC(正式名称:東京アートディレクターズクラブ)による「ADC賞2017」が発表になった。2016年5月から2017年4月までの1年間に発表されたポスター、新聞・雑誌広告、エディトリアルデザイン、パッケージ、CI・マーク&ロゴ、ディスプレイ、テレビコマーシャルなど、多様なジャンルから約8千点の応募作品があり、75名のADC会員による審査の結果、ADCグランプリ1点、ADC賞9点、ADC会員賞2点、ADC制作者賞3名、原弘賞1点が決定した ...
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