広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

新聞業界ニュースダイジェスト!

「NSAC」11年ぶり更新 高い再現性を実現

日本新聞協会は6月21日、新聞広告の色見本基準「NSAC(日本新聞アドカラー)」を更新し、色見本の画像や測色データを収録したキットの販売を始めた。

NSACは短時間で大量の印刷を行う新聞の印刷特性に合わせ、広告原稿の色見本と実際の印刷紙面との色の差を小さくするための業界基準で、2006年に策定された。11年が経過し、高精細網点や高濃度インキの普及など新聞印刷を取り巻く技術が格段に向上。高品質なカラー広告が掲載できる環境になり、新聞40社によるテスト印刷などを経て、再現性を高めるため基準を策定した。

更新版「NSAC2017」ではコーポレートカラーなど新聞広告でよく使われる色を追加。標準キットの価格は3万7000円(税、送料別)。色見本ゲラを出力するインクジェットプリンターなどの調整、確認に使うターゲットも制作した。「デジタル出力デバイス確認用ターゲット」は2枚1組で、価格は2万5000円(同)。

提携と新技術で慰霊の日伝える 沖縄2紙が動画制作と自動着色で

琉球新報社と沖縄タイムス社は、沖縄戦の犠牲者を悼む6月23日の「沖縄慰霊の日」に合わせ、それぞれ提携企画を展開。

琉球新報社はヤフーと合同の取材班をつくり、県内の戦争体験者に話を聞いた。インタビューの記事は紙面に、動画はヤフーの特設ページに掲載した。琉球新報社はヤフーの全国への発信力を、ヤフーは地域に根差した地方紙の取材力にそれぞれ期待を掛ける ...

あと62%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

第70回「広告電通賞」贈賞式 ロングセラーの表現が評価ほか―7月の広告界ニュースダイジェスト
5G普及でVR時代が来る―MWC上海から
アスタナ国際博覧会から見えてきたこと
アクティべーション・プランニング電通賞、贈賞作品の発表
屋外広告初の現物取引市場「JAODAQ」が開設
共感の時代こそ、選ばれることに価値がある―「第56回JAA広告賞」
NHKのネット同時配信めぐり波紋
新聞業界ニュースダイジェスト!(この記事です)
分散型動画メディアと中国市場─ Advertising Week Asiaに参加して
第3回JACEイベントアワード 受賞作品から見えるもの
「基本」は、大丈夫か? プロモーション企画力
デジタルサイネージアワード2017から見る優れたサイネージ表現
取材・編集支援のAI技術 開発進む
テレビ各社のネット配信に動き
100人の消費者が審査するJAA広告賞 募集開始ほか(6月の広告界ニュースダイジェスト)
日本プロモーショナル・マーケティング学会、10年間で127点の研究助成
「島ぜーんぶでおーきな祭」参加で考える、沖縄のエンターテインメント
「2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会」のスポーツイベントとしての意義
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する