広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

「基本」は、大丈夫か? プロモーション企画力

統合プロモーション戦略センター 坂井田稲之

プロモーション業界は良くも悪くも多様

プロモーションの仕事は、専門性があるようでないとよく聞く。ひとつは、仕事の幅が広いため。もうひとつは、時代によって中心業務が大きく変遷し、加えて多様な業種がプロモーション・サービスを行い多層的な企業競争環境にあるためだ。

確かに、取り扱う「媒体」は、元来、マス媒体以外であるのだから当然いろいろある。また中心媒体は、時代で変わる。

ところが、展示会社やイベント会社、あるいはネット広告会社や印刷会社などの「SP部署」の仕事はそれぞれ異なり、かつ定型化され専門化されている場合が少なくない。いずれにせよ、「プロモーション」というマーケティング機能ではなく、プロモーション部署の「業務」は多様で、領域規定すべきでないのかもしれない。

また、時代の必要に合わせ変化することが、大切なビジネス要件なのだろう。だが、マーケティング機能としてのプロモーションは、明確に役割規定がある。

ところが、実務界では、ビックリするほどそれが知られていない。プロモーション業界ではそれぞれの母体業種に偏った見方が強く、残念ながらプロモーションの全体を「共通的」に捉えることが不得手のようだ。

プロであるほど「基本」を重視する

しかし広告主の側は、特定のSP手法だけに拘る理由はなく、特定業種のSPサービスに固執する必要もない。

全体を俯瞰して、効果的で費用効率のよいSP施策がほしい。むしろ、全体視点の無い部分的な(自社都合だけの)提案は迷惑ですらある。

この難題は、各企業内でSP業務に携わる「個々人の問題」でもある ...

あと57%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

分散型動画メディアと中国市場─ Advertising Week Asiaに参加して
第3回JACEイベントアワード 受賞作品から見えるもの
「基本」は、大丈夫か? プロモーション企画力(この記事です)
デジタルサイネージアワード2017から見る優れたサイネージ表現
取材・編集支援のAI技術 開発進む
テレビ各社のネット配信に動き
100人の消費者が審査するJAA広告賞 募集開始ほか(6月の広告界ニュースダイジェスト)
日本プロモーショナル・マーケティング学会、10年間で127点の研究助成
「島ぜーんぶでおーきな祭」参加で考える、沖縄のエンターテインメント
「2017世界トライアスロンシリーズ横浜大会」のスポーツイベントとしての意義
高級ブランドも実施するOOHメディア
「実践型」で防災の実効性高める
5月の広告界ニュースダイジェスト:「ジャパンブランド調査2017」結果発表、全国広報コンクール結果発表ほか
5月の広告界ニュースダイジェスト:TCC賞発表、日本マーケティング大賞発表ほか
ラジオCMのオンライン運用開始
4月の広告界ニュースダイジェスト(2)「SCC賞」 結果発表、カンヌライオンズ2017の審査員決定ほか
ローカル局の就活支援事業の取り組みを追う
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する