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社員が無意識に摂取できる 情報と接点のリデザインを

PR Table

従業員のストーリーを通し企業の魅力を発信するプラットフォーム「talentbook」を展開し多くの企業に対して“個”、また社会との関係構築をサポートしているPR Table。同社が持つ知見からインターナルコミュニケーションの重要性と改善のポイントを聞いた。

2014年12月に創業したPR Table。ストーリーテリング・サービスの企画・開発にはじまり、2018年には約1300人が参加したPRのカンファレンス「PR3.0 Conference」なども開催。様々な企業のPR活動をサポートする。

近年同社には、顧客からインターナルコミュニケーションの課題感として、①社員にとって自分ごと化しづらい情報が多くなりがち ②アクセスしづらい社内限定の媒体しか接点がない ③定量的な指標がなく改善のアイデアが浮かばない、という3点がよく寄せられるという。同社の取締役CCOを務める菅原弘暁氏は、増え続ける情報流通量に対し、消費情報量が追いついていないことが原因だと指摘する。

情報社会では、インターナルコミュニケーションも時代に即した形式が求められる。「会社から一方通行の情報は、今の時代わざわざ選ばれない。従来型『社内広報』の限界を知るとともに、いかに情報を無意識に取ってもらえるか。そのために、現代では“情報”と“接点”のリデザインが必要となっている」と語る(図1)。

図1 インターナルコミュニケーションのリデザイン

出所/PR Table

具体的に改善のポイントとしては、「トップダウンだけでなくボトムアップの情報を開発する」「外部の接点を活用して社内外の情報をシームレスにする」「コンテンツをウェブ上で展開することで効果測定が進む」の3つを挙げた。

社員の共感が社会の共感に

「情報」のリデザインでカギとなるのは、「社員をメディアと捉える」ということ。「労働市場において、最も影響力と透明性が高いのは、働いている社員の言葉」と菅原氏。社員に自社を語ってもらうことで、会社の求心力を高めていくことが効果的だという。

また「接点」に関しては、SNSやウェブ上のコンテンツといった社員が日常的に見ているものにいかに接点を持てるかが重要になるという。「社員のためにつくられたコンテンツであり、実際に社員も目にすることができ、世の中にも訴えかけられる。社内外での情報のシームレス化を実現し、情報の接点を増やすことが大事」と菅原氏。

同社では、企業で活躍する社員が自身のストーリーやノウハウをコンテンツ化し、社内外に公開できる独自のプラットフォームである「talentbook」を提供している。“新時代の社員名鑑”として、発信したコンテンツを通し、企業と社会の関係構築の後押しもする。

「顧客・メディア・株主・求職者・地域社会といった社会から共感されることは、広報のミッションとして重要。ただ、そういったステークホルダーと接点を持つのは社員で、社員が共感していないと、そのことがステークホルダーにも伝わり、社員に悪影響が及ぶという負のサイクルに陥ってしまう。それをいかに正のサイクルとして回せるかが重要になる」。

最後に“社員からの共感なくして社会からの共感なし”という言葉で講演を締めくくった。

PR Table
取締役CCO
菅原弘暁氏

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