イケア・ジャパンは、新宿にある10㎡のワンルームを月々99円で貸し出す「Tiny Homes 小さな部屋に、アイデア広がる。」キャンペーンを実施。入居募集を11月24日から12月3日にかけてオンラインで行い、想定以上の申し込みが得られたという。
当キャンペーンのストーリーは、ソーシャルメディアで#IKEAのサメとして人気の「BLÅHAJ/ブローハイ」が不動産エージェントとなり、イケアがコーディネートしたワンルームを貸し出すというものだ。キャンペーンが開始すると、BLÅHAJ/ブローハイのエピソードフィルムを同社の公式Instagramアカウントや公式HPで順次公開。BLÅHAJ/ブローハイが広大なスウェーデンの海に居心地の悪さを感じて東京に狭い部屋を求めてやってきたことや、10㎡の部屋のインテリアをつくり上げていく様子などを発信した。
主なターゲットは、家で過ごす時間が増えてストレスを感じることが多くなっている都市部の20〜30代、なかでもコロナ禍において経済的に影響を受けた人々だ。限られたスペースでも居心地のいい部屋をつくることができるというメッセージを込めた。
応募者や企画を目にした人からは、「家賃99円の部屋に住んでみたい」という声はもちろん、BLÅHAJ/ブローハイに向けた応援の声も多く聞かれているという。入居の募集期間中、BLÅHAJ/ブローハイは、IKEA渋谷などの3店舗に設けられた彼専用のオフィスをイメージしたルームセットにも登場してキャンペーンをアピール。その場に居合わせた来店客からは「また会いたい」という声も聞かれている。