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「リアルな体験」の価値

売り場と遊び場を連携した体験型の新しい『おもちゃ売り場』

鈴木匠太氏(プレースホルダ)

ミニ四駆のデジタルサーキットが話題を呼んだ「TOYLO PARK powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉」。同店は、おもちゃ売り場と連携し、新しい体験を提供しているという。

デジタルでリアルな遊びをアップデート

──「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」について教えてください。

「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」は、デジタルを活用したファミリー向けの屋内パークです。今回、2号店となる「グランツリー武蔵小杉店」では、単なる遊び場としての価値だけでなく、おもちゃ売り場と連携することで、新しい体験を生み出しています。

具体的には、デジタルを活用した「ミニ四駆」のサーキットがそのひとつです。ここでは、ミニ四駆のレースを体験することができたり、購入したミニ四駆を持ち込んで走らせることができます。サーキットだけであれば、従来のおもちゃ売り場にもありました。しかし、本サーキットはプロジェクションマッピングなどのテクノロジーを活用することで、演出面やバトル性を強化しています。

例えば、ミニ四駆を走らせると、マシンの軌跡が光となって現れたり、コース自体に演出を加えることで、迫力のあるレースを体験することができます。また、カメラやセンサーによって、走行タイムを測定することができるので、サーキットをバトルモードに設定することで、ランキングが表示され、来場者同士で速さを競い合うということも可能です。

──どのような経緯で、新しいおもちゃ売り場づくりに至ったのでしょうか。

もともと当社は、デジタルを取り入れた屋内パーク「リトルプラネット」を提供しており、大人も子どもも楽しめる家族の遊びをつくってきました。パーク内のコンテンツは「昔の遊び」をテーマにしており、大人は懐かしさを感じつつも、デジタルによるまったく新しい体験ができるので、子どもと一緒に楽しむことができます。例えば、砂場遊びをイメージしたものをはじめ、ボールプールやお絵描き、紙相撲など、様々なコンテンツをつくってきました。

今回、ご一緒しているイトーヨーカドーさんは、新しいおもちゃ売り場のあり方として、家族が遊べるような「公園」にしたいという想いを持っておられ、まさにその点が、「リトルプラネット」とマッチし、今回の「TOYLO PARK powered by リトルプラネット」の実現に至りました。イトーヨーカドーさんの新しいおもちゃ売り場「TOYLO PARK」自体が、売り場全体がテーマパークのようなワクワク感を生み出すつくりになっています。

デジタルサーキットは、「ミニ四駆」がテーマのマンガの新シリーズの開始時期と重なっていたこともあり、実現に至りました。その新シリーズでは「レーザーミニ四駆」と呼ばれる新しいミニ四駆が登場し...

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