酒類の輸入販売などを行う眞露(東京・港)は11月1日から、「#チャミスルムーブ」キャンペーンを開始。TikTok上でのオーディション企画「#チャミスルムーブ オーディション」や、東京・新大久保の飲食店でのスタンプラリーなどを実施している。
「#チャミスルムーブ オーディション」は、同社商品の「チャミスル」を持ってオリジナルのエフェクトと音楽に合わせて踊った動画をTikTokに投稿して応募。入賞作品には賞品の贈呈に加え、新大久保の街頭ビジョンで放映されるチャンスが得られるとした。
TikTokの活用は、「他のSNS以上に、圧倒的に人を巻き込む力があると感じていた」と、マーケティング部 宣伝販促チーム 深澤佳伸氏。過去にはTikTokでチャミスルを題材にした動画がユーザー発信で盛り上がり、実際の売上につながっているということもあって、今回の施策に至った。
キャンペーン開始1週間で関連投稿は352件にのぼり、ユーザーが気軽に参加している様子が感じられているという。一方、提供したエフェクトを使用した投稿は大半が非公開で、仲間内で楽しまれていることが予想されるが、「お酒はそもそも仲間内で楽しむものなので、これもあるべき姿」と深澤氏。スタンプラリーなどのリアル施策との連動は飲食店から好評で、楽しみながらオンとオフがつながっている様子が好感触だという。
TikTokでの応募は12月9日まで。飲食店でのリアル施策は12月25日まで実施する。