フードデリバリーアプリ「DiDi Food」を提供するDiDiフードジャパン(大阪・大阪)は、大阪市天王寺区の寺院「愛染堂勝鬘院」が6月30日〜7月2日に開催した「愛染まつり」と提携し、バーチャル屋台を出店。新型コロナウイルス感染症の影響で例年のように人を集めて行うことができない“夏祭り”の新たな方法として、「DiDi Food」に加盟する飲食店が期間限定で「愛染まつりコラボメニュー」を提供し、「DiDi Food」を通じて注文することで、お祭り気分を楽しんでもらうことを目指した。
当コラボは、愛染まつりが例年と同様の形式で開催できなくなってしまったことをTwitterで知ったDiDiフードジャパンが、「DiDi Foodの活用で、屋台をバーチャルで再現できるのではないか」と愛染堂に提案。愛染堂も、多くの人に参加してもらえる夏祭りの新たな在り方を模索していたことから実現に至った。
DiDiフードジャパンは、愛染まつりと同時期に複数のキャンペーンを実施しており、愛染まつり期間を含む7月の配達エリア内のサービス認知は前月比で2割アップしたという。また、参加した飲食店の中には、7月に前月比約2割の売上増を達成する店舗もあった。

今年の愛染まつりはオンライン開催とし、バーチャル屋台のほかにも、愛染堂が浴衣姿の写真をInstagramに投稿するイベント「#愛染娘2020」などを行った。