
川越プリンスホテルのコラボルーム。球団カラーのレジェンド・ブルーを基調に、球団ロゴなどをちりばめた。窓にはボールがぶつかったデザインを施し、球場にいるような臨場感を演出した。
プリンスホテルは6月19日、品川プリンスホテル(東京・港)と川越プリンスホテル(埼玉・川越)で、プロ野球チーム「埼玉西武ライオンズ」のファンに向けた宿泊プランをスタートした。
品川では、ホテルの宴会場に大型スクリーンを設置し、ライブビューイングで試合が観戦できる宿泊プランを19日からの開幕3連戦と26日からの3連戦限定で提供。自社や日本野球機構のガイドラインに沿って、消毒や検温、座席間隔の確保などで感染予防を徹底しながら実施した。
品川プリンスホテルの担当者によると、参加者からは「久しぶりにほかのファンの方たちとの応援の一体感を感じられてうれしかった」といった反響があった。
一方川越では、西武ライオンズをコンセプトに室内を装飾した「埼玉西武ライオンズコラボルーム」を1室限定で新設。入場チケット風にデザインした客室ドアや選手のロッカールームを模したクローゼットなどで、球場にいるようなワクワク感を演出した。
コラボルームへの宿泊は、球団本拠地で一軍公式戦が開催された日のみ可能で、19日の開幕から7月5日までの15日間を販売し、すべて完売した(6月28日時点)。