話題をつくり続けるリップモンスター メイク欲の刺激は「場づくり」が鍵
2020年の販売金額が前年比44%と、コロナ禍で最も苦戦したカテゴリーである「口紅」。その渦中の発売でヒットを生み注目された「ケイト リップモンスター」は、3年目となる2023年も、新シリーズで話題を呼んでいる。KATE PR担当の若井麻衣氏に話を聞いた。
スマートフォンやSNSが浸透し、人々の情報接触行動、企業・ブランドとの出合い方や購入の仕方も変化をしています。情報収集・購買行動が変化をしているとするならば、その先にあるブランド構築のプロセスにも変化はあるのでしょうか。本特集では、最近ヒットし、市場から支持を得た商品・サービスの事例の分析を通じて、今日的な「ブランド構築」のプロセスを考えていきます。
2020年の販売金額が前年比44%と、コロナ禍で最も苦戦したカテゴリーである「口紅」。その渦中の発売でヒットを生み注目された「ケイト リップモンスター」は、3年目となる2023年も、新シリーズで話題を呼んでいる。KATE PR担当の若井麻衣氏に話を聞いた。
カンロによる「Z世代 飴の原体験共創プロジェクト」から生まれたキャンディ「透明なハートで生きたい」。思わず誰かに共有したくなる商品名とパッケージは、SNSを中心に話題を呼び、発売後すぐに品薄状態となった。ヒットの背景について、プロジェクトリーダーを務めた河野亜紀氏に聞いた。
独自の技術で話題を呼び、初年度は200万食以上を販売したニチレイフーズの「冷やし中華」。『氷が解けない』という驚きが定期的にSNSで拡散され、2年目の売上も好調だ。今回の施策の背景について、マーケティング部の樋本達也氏に聞いた。
情報接触機会が多様化するいま、ブランドイメージの構築において「広告」はどのような役割を果たしているのだろうか。受験生応援シリーズなど、その世代だけでなく大人たちの心も動かす広告クリエイティブを製作し、数々の賞を受賞している「カロリーメイト」の戦略について、大塚製薬宣伝部の梶綾子氏に話を聞いた。
森永製菓は6月15日、「マリー」100周年を記念したコラボレーション企画「なんでもマリー化計画」をスタートさせた。現在のメディア環境で、100年続く商品の魅力をいかに伝えるか。SNSでの話題化も見据えた、100周年キャンペーンの設計についてブランド担当の郭恵昭氏に話を聞いた。
電通は2023年3月、情報回遊時代の購買行動モデルとして新たに「SEAMS®」を提唱した。従来のAttentionから始まらない、スマートフォンを起点としたデジタル行動は、購買行動にどのような影響を与えるのか。SEAMSの概念と、それを踏まえたブランドづくりの在り方について宮前政志氏が解説する。
コロナによるパンデミックは、一定の終息となった今でも少なからず人々の生活様式や日常の行動を変えた。では、コロナ後の世界における「ブランドとの出会い方」「ブランド体験の在り方」はどうなるのだろうか。アクセンチュアの野田慎太郎氏が解説する。
ゲーム内で広告を出稿したり、コラボレーションする事例が増加している。ホンダパワープロダクツは2023年3月9日より、α~Z世代に向けたグローバルキャンペーン“Honda Rewired”を開始した。活用したのは、全世界で2億人以上がプレイする「Roblox」。取り組みの背景について、本田技研工業の金塚征志氏に聞いた。
クボタは2022年6月、同社の未来に向けた事業活動を紹介するWebコンテンツ「KUBOTA FUTURE CUBE」を公開した。近年、長澤まさみさんを起用したテレビCMを中心に消費者向けのコミュニケーションを実施してきた同社だが、今回のデジタルコンテンツの拡充の狙いはどこにあるのか。KESG推進部でブランディングを担当する廣瀬文栄氏に聞いた。
オウンドメディアを活用した採用活動により、より自社の理念に沿った人材獲得を目指す動きが高まっている。USEN-NEXT HOLDINGSでは2022年6月よりTikTokを通した情報発信を開始し、就活生からの認知を高めている。その経緯や運用のポイントについて聞いた。