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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

U35クリエイター 54人の仕事といま(1)

東京五輪が開催され、新しい年代が始まる2020年。あらゆるシーンで新しいクリエイティブの力が求められる年になりそうです。そんな年の初めとなる今号、ブレーンでは4年ぶりとなる「U35クリエイター」を特集します。35歳以下のクリエイターによるプロジェクトチームを中心に、そのクリエイティブ観、働き方に対する考え、どこを目指しているのかなどを取材しました。

その他、54名のクリエイターたちにもアンケート形式で回答をいただきました。クライアントの皆さんはもちろんのこと、一緒に働くクリエイターの皆さん、そしてデジタルネイティブとは普段あまり接点のない皆さんにも、ぜひご覧いただき、新しい世代との出会いのきっかけとして、ご活用いただきたいと思います。

    アンケート項目:

  • 氏名/年齢/職種/所属/プロフィール
  • 連絡先(メールアドレス、SNS、個人URLなど)/代表作
  • Q1. 仕事をする上で注力していること、ご自身のテーマにされていること
  • Q2. 今後手がけたい仕事、実現したい働き方、または密かに抱いている野望
  • ご自身のキャッチコピーまたは座右の銘

博報堂
アートディレクター
赤沼夏希(29)

1990年香川県生まれ新潟育ち。2015年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同年、博報堂入社。JAGDA新人賞2019受賞、TDC入選、ADC2018ノミネート、ミラノサローネ2018出品。

仕事:

DHC/DHCオリーブバージンオイル「オリーブの誘い」
アンダルシア地方でとれるオリーブだけを使った、100%天然成分のDHCオリーブバージンオイル。スペインのさんさんと太陽が降り注ぐ下で撮影してきました。スペインのカラッとした青、オリーブの緑、太陽のイメージの夏帆さんの黄色で印象的なポスターを目指しました。


Q1. 仕事の注力テーマ

やわらかく仕事し、また大胆でいること。ひとつのことをずっと考えていると、どうしても凝り固まってしまいますが、ふらっと大胆でいられるといいなと思っています。

Q2. 今後手がけたい仕事、野望

人の生活に佇むデザインをしていきたいです。少しあたたかい気持ちになったり、大切に思ったり、記憶に残ったり。グラフィックデザインだけでなく、クラフトもどんどん制作していきたいです。

座右の銘:

とりあえずやってみる



PARTY
Project Manager/Information Architect
阿久津達彦(32)

Webサイトやアプリ、サービス開発における情報アーキテクチャ設計やUXデザインを専門とする。同時に、プロジェクトマネージャーとして、"あらゆるチームで最適な手法を生み出していく"クリエイティブプロセスづくりに関心がある。
akutsu[アット]prty.jp

仕事:

ネスレ/キットカット「バレンタインポスト」
毎年バレンタインの時期に「バーチャルなチョコ」を贈り合えるサービスを開発しました。「①単年の施策が、多くの方々に愛されて継続展開することになり季節の恒例行事になれた」「②バレンタインの楽しみ方を、うまくデジタルトランスフォームできた」ことが印象に残っています。


Q1. 仕事の注力テーマ

普段は、制作進行管理と、体験設計・UIデザインを担当しています。直近は新規事業開発に携わることが多く、「PARTYだからこそ社会に提案できる新しい体験とそのつくり方」を日々、模索しています …

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