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注目のU35クリエイター デジタルネイティブの仕事と思考

U35クリエイター 54人の仕事といま(2)

東京五輪が開催され、新しい年代が始まる2020年。あらゆるシーンで新しいクリエイティブの力が求められる年になりそうです。そんな年の初めとなる今号、ブレーンでは4年ぶりとなる「U35クリエイター」を特集します。35歳以下のクリエイターによるプロジェクトチームを中心に、そのクリエイティブ観、働き方に対する考え、どこを目指しているのかなどを取材しました。

その他、54名のクリエイターたちにもアンケート形式で回答をいただきました。クライアントの皆さんはもちろんのこと、一緒に働くクリエイターの皆さん、そしてデジタルネイティブとは普段あまり接点のない皆さんにも、ぜひご覧いただき、新しい世代との出会いのきっかけとして、ご活用いただきたいと思います。

    アンケート項目:

  • 氏名/年齢/職種/所属/プロフィール
  • 連絡先(メールアドレス、SNS、個人URLなど)/代表作
  • Q1. 仕事をする上で注力していること、ご自身のテーマにされていること
  • Q2. 今後手がけたい仕事、実現したい働き方、または密かに抱いている野望
  • ご自身のキャッチコピーまたは座右の銘

the creative capital NEWS Co-Founder
クリエイティブディレクター
梅田哲矢(32)

1987年大阪生まれ。NEWS共同代表。日本人初となるヤングライオンズ ゴールドを皮切りに、Cannes Lions、One Show、Clio、LIA、クリエイターオブザイヤーなど多数受賞。yutori 社外取締役。
Twitter:@umedatetsuya
https://newsllc.tokyo/

仕事:

yutori/新規事業「バーチャルモデルエージェント『VIM』」
バーチャルモデル事業の立ち上げ。そしてその存在価値を最大化させること。事務所型(複数体)という展開フレームの立案から、現実に存在している企業やメディアとの取り組みを進めるなど、バーチャルなのに現実に存在しているような振る舞いを連続的に仕掛けています。


Q1. 仕事の注力テーマ

充電期間から放電期間へ。ここ数年はつくりたくなる気持ちをぐっと堪え、個人では知りえないグローバル企業のリアルを、逆に会社員では知りえないスタートアップ企業のリアルを、とにかく知ることに力を注いできました。そろそろフル充電。放電していきます。

Q2. 今後手がけたい仕事、野望

NEWSモデル(Creative for Equity)を一つの業界標準にすること。業界の稼ぎ方を多様にすることが、みんなの働き方を多様にすることだと信じています。

座右の銘:

アイデアがあれば深刻化しない。



電通
アートディレクター
江波戸李生(30)

武蔵野美術大学卒業。1_WALL展ファイナリスト、交通広告グランプリ2019グランプリなど。
rio.ebato[アット]dentsu.co.jp

仕事:

世界ボート連盟/2019 世界ボートジュニア選手権大会「2019 World Rowing Junior Championships in Tokyo」
海の森水上競技場で、初めてのボート世界大会。スタートからゴールまでの2000m全景をワタナベケンイチさんに、イラストで描いてもらった。選手も、観客も、動物も、植物も、全てがこの大会に必要なことだと表現したかった。


Q1. 仕事の注力テーマ

褒めてもらえること。褒められ方はさまざまだと思いますが…。褒めてくれない、頑固な人がいるので、まずはその人に褒めてもらえるように頑張ります …

あと62%

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