見えない「月」の世界を可視化する
月を捕まえる。月を並べる。記録
東京・吉祥寺にあるOLD/NEW SELECT BOOKSHOP「一日」で、ライトパブリシティ アートディレクターの石田直久による個展「月を捕まえる。月を並べる。記録」が11月8日から始まる。
本展は、月・火・水・木・金・土・日
5つの惑星(水星・金星・火星・木星・土星)と太陽と月をテーマにした7回シリーズのグラフィックトライアル。第1回目は、月。無重力、音の聞こえない世界、月の裏側、月旅行…など、見えない世界を可視化していく。「天体には世界に人に大きな影響力を与える特別な力があり、その見えない力に、想像力がかきたてられた」という。
1月に開催した「曖昧な犬 記録する『なんでもない日々について』」に続いて、今回もフォトグラファー 中島古英と制作に挑んだ。本シリーズは「一日」からはじまり、都内数ヵ所で展示していく予定だ。


「月を捕まえる。月を並べる。記録する」展より。撮影:中島古英
石田直久「月を捕まえる。月を並べる。記録する」 | |
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「一日」(OLD/NEW SELECT BOOKSHOP)11月8日~11月12日 |
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