第7回ジャパン・シックスシート・アワード受賞作が決定
第7回ジャパン・シックスシート・アワード
日本における屋外広告、とりわけシックスシートフォーマット(タテ1755mm×ヨコ1185mm)での表現技術の向上を目的として、2012年よりスタートし、今年で7回目を迎えた「ジャパン・シックスシート・アワード」。企業が提示する課題を解決する広告に応える作品から優秀作品を選定する「一般公募部門」、そしてエムシードゥコーが運営管理するシティスケープ(R)に実際に掲出されたポスターから優秀作品を選定する「広告主部門」での審査が行われた。
大判タテ型ポスターの媒体特性を生かした表現手法、公共空間に掲出される屋外広告物として景観とのマッチングへの配慮、目線レベルの道路や通路上に掲出される屋外広告物としての視認性という3つの審査基準のもと、一般公募部門では金賞、銀賞各1点、ファイナリスト17点、協賛企業賞8点が、広告主部門では、金賞、銀賞、銅賞各1点、ファイナリスト12点が選出された。
一般公募部門で金賞を受賞した隈井美歩さん(京都造形芸術大学)のキリンビールの作品は、複数回の決選投票を経て、満票で決定した。「ビールと商品への意識が非常に高い作品。商品コンセプトの見せ方が明快で、5秒でも伝わるが、じわじわと商品のよさも伝わり、おいしさも感じる」と、審査委員の評…