「香り」と共に楽しむコーヒーライフを提案
森永乳業は11月4日と5日に、チルドコーヒーブランド「マウントレーニア」の一部商品が採用する“新アロマ製法”に着想を得て開発したオリジナルのお香を、ポップアップストア「AROMA RAINIER(アロマレーニア)」で期間限定で販売した。
「コーヒー豆本来の香りを手軽に楽しめる美味しいミルクコーヒーをつくりたい」という思いのもと、3年の年月をかけて開発した“新アロマ製法”。香料を使用せずに、コーヒー豆からアロマ成分を取り出して配合することで、素材本来のおいしさを引き出し、淹れたての香りと味わいを実現したという独自の技術だ。
この香りへのこだわりをプロモーションを通じて体感して欲しいとの思いから「お香」でアプローチしようと考えたと話すのは、森永乳業マーケティングコミュニケーション部の小倉結衣氏。「コーヒーの香りがお好きな方(こだわりのある方)は一定数いらっしゃいますが、『新アロマ製法』と聞いて、それだけでピンとくる方は多くないのではと思います。そこで、これを機に、香りと共にコーヒーを味わう楽しさを知ってほしいという思いから、体感型施策を企画しました」。
当施策では、これまでのマスやデジタル中心のコミュニケーションだけではなく、リアルの体験を絡めることを重視。それにより、「楽しい・面白い・かっこいい」などのさまざまな感情に働きかけることができ、これまでマウントレーニアと接点のなかった人にも興味を持ってもらうことができると考えた、と小倉氏は話した。
アートなパッケージデザインで消費者の生活を彩るアイテム
実店舗では、マウントレーニアと一緒に楽しんでもらえるようお香とセットで販売。
13回もの試作を経て生まれたオリジナルのコーヒーのお香は、2種のコーヒー香料をブレンドし、ほんのりビターさを感じさせながら、バニラを少し加えることで甘さも出すことで、新アロマ製法のマウントレーニアと一緒に楽しめるよう相性の良い香りを目指した。