冬のアイス需要は「風呂上がり」に着目
明治は、10月16日に新発売したプレミアムアイス「明治 The Premium」のプロモーションとして、東京・江東区の銭湯「深川温泉 常盤湯」とコラボレーションした「雪どけ銭湯 by 明治The Premium」イベントを11月26日(いい風呂の日)から1週間の期間限定で実施した。
本商品は2021年に発売された「明治プレミアムアイスクリーム」をリブランディングし、10月に「明治 The Premium」として、パッケージデザインも変更し、装いも新たに登場した。これに伴い、話題化を狙ったプロモーションを仕掛けようと企画したのが銭湯とのコラボレーションだ。
プレミアムアイス市場は、すでに定番の外資系アイスブランドが人気を集めている中で、「明治 The Premium」はいかに戦うべきか?という課題に直面したと話すのは、東急エージェンシーマーケティングDX本部クリエイティブソリューション局の岸浩史氏。「質も量も妥協しないこだわりのプレミアムアイスクリーム『明治 The Premium』を、最高のシチュエーションで味わってほしいとの思いから着目したのは、“風呂上がり”というニーズ。近年のサウナブームで銭湯人気も高まっていることを受けて、銭湯とのイベントコラボを企画しました」。
湯上がりに最高のアイス体験を提供するために、「明治 The Premium」ならではの食べ方も考案。アイス好きユーザーの間では、食べる前に冷蔵庫で少し溶かして濃厚な味わいを楽しむのが最近のトレンドであることから、「雪どけ」をテーマに、風呂上がりにちょうど食べごろとなったアイスを楽しんでもらうことを狙いにイベントを設計したと岸氏は話す。