SNSの二次拡散でのリーチを想定他の音楽番組との差別化図る
読売テレビ放送は10月30日から、「ベストヒット歌謡祭2023」(読売テレビ・日本テレビ系)を告知する交通広告の掲出をスタートした。
「ベストヒット歌謡祭」は、1968年に「全日本有線放送大賞」として放送を開始し、 2023年で55回目となる読売テレビ制作の音楽特別番組。今回、番組告知の一環として「招待状」と「招待状への返事」をモチーフとした交通広告を掲出した。
毎年末は各局が音楽特番を放送する。その中で、プロモーションにおいても他音楽特番との差別化を図り、広告に触れることで「何らかの音楽特番が放送される」ではなく「“ベストヒット歌謡祭”が放送される」ということを認知してもらうことが達成すべき課題だと考えたと話すのは、読売テレビ放送 コンテンツ戦略局 コンテンツ戦略センターの手塚大貴氏だ。
「2023年は史上初の3時間生放送(2022年までは2時間)ということもあり、出演するアーティストの数も過去最大規模。そんなアーティストの皆さまを応援し、支えたファンの皆さまに喜んでいただける交通広告を掲出したいという想いから企画がスタートしました」(手塚氏)。そこで第1弾の広告は、すでに出演を発表していたNMB48を除く24組に宛てた「招待状」をモチーフに。
ファンに喜んでもらうため、関内駅や富士山駅、なんば駅など各アーティストゆかりの地に掲出した。また本音楽番組は唯一の関西発・関西の会場で実施することから、遠方から出演するアーティストがほとんど。それらの点から「招待状」というコンセプトが最適だと判断したという。