カンヌが大幅刷新を発表 3つのライオンが姿を消す
カンヌライオンズが2018年の第65回フェスティバル実施に向け、大幅な刷新を行うことを発表した。主な変更点は下記の通り。
・会期をこれまでの8日間から5日間に短縮
・サイバー、インテグレーテッド、プロモーション&アクティベーションの3つのライオンを廃止し、5つの新しいライオンを追加
・全体を9つのコアトラックに再編
・120のサブカテゴリ廃止
・チャリティ(社会貢献)およびNGOの仕事は、ブランドの仕事と審査を明確に分ける
・1作品のエントリーに最大6ライオンまでの上限を設ける
・ライオンズイノベーションとライオンズエンターテインメントはメインフェスティバルに統合され、ライオンズイノベーションは会期を延長
新たなカンヌライオンズの9つの「コアトラック」と各トラックに紐づくライオンの名称は下記の通り。
1.リーチ
クリエイティブデータ/ダイレクト/メディア/PR/ソーシャル&インフルエンサー
2.コミュニケーション
デザイン/フィルム/モバイル/アウトドア/プリント&パブリッシング/ラジオ&オーディオ/チタニウム
3.クラフト
デジタルクラフト/フィルムクラフト/インダストリークラフト
4.エクスペリエンス
ブランドエクスペリエンス&アクティベーション/クリエイティブEコマース
5.イノベーション
イノベーション/プロダクトデザイン
6.インパクト
クリエイティブエフィクティブネス
7.グッド
グラス(The Lion for Change)/Sustainable Development Goals Lions
8.エンターテインメント
エンターテインメント/エンターテインメントライオンfor Music
9.ヘルス
ヘルス&ウェルネス/ファーマ
佐賀・宮崎・山口県知事らが登壇 新生ACC賞贈賞式を開催
全日本シーエム放送連盟(ACC)は11月1日、今年で57回目を迎える「2017 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の贈賞式および記念パーティをANAインターコンチネンタルホテル東京にて実施した。
本賞は、テレビ、ラジオCMの質的向上を目的に、1961年より開催されてきた広告賞「ACC CM FESTIVAL」を前身とし、2017年よりその枠を大きく拡げ、あらゆる領域におけるクリエイティブを対象としたアワードにリニューアル。2010年にマーケティング・エフェクティブネス(ME)部門、2014年にインタラクティブ部門、2017年にメディアクリエイティブ部門とクリエイティブイノベーション部門を創設し、本年度は6部門での贈賞を行った。
本年度の応募総数は、2641本。贈賞式当日は各賞の贈賞を行った後、各部門の総務大臣賞/ACCグランプリに輝いた受賞作品の代表者が登壇、受賞スピーチを行った。最初に登壇したのは、本年度新設されたクリエイティブイノベーション部門グランプリに選ばれた「COGY」のTESS代表取締役社長 鈴木堅之氏。
COGYは東北大学大学院医学系研究科客員教授 半田康延博士グループが研究開発した世界初の介護福祉機器。足が不自由な人に足で漕いでもらうことで、リハビリ効果も見込めるというこれまでになかった発想でつくられている …