電通など5社で設立 アドベリフィケーション推進協議会
電通は10月17日、デジタル広告におけるアドベリフィケーションの取り組みを本格化するために、インテグラル・アド・サイエンス、Momentum、電通デジタル、サイバー・コミュニケーションズらで「アドベリフィケーション推進協議会」を発足した。アドベリフィケーションとは、デジタル広告が広告主にとって適切なメディアや位置に掲載されることを指し、ブランド価値保護の観点で注目が集まっている。
本協会では、日本におけるアドベリフィケーション問題の現状把握と具体的な対策の研究を深化させるとともに、その研究結果をホワイトペーパーとして一般公表し、広告出稿時の一助となる有益なデータの提供を目指す。
第60回日本雑誌広告賞 経産大臣賞にディオール

経済産業大臣賞を受賞したディオールの広告
日本雑誌広告協会が主催する「第60回日本雑誌広告賞」の受賞結果が9月下旬に発表され、経済産業大臣賞にはパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン、総合賞にはパナソニックが受賞した。広告賞運営委員会特別賞にはビームスが選ばれた。
経済産業大臣賞のパルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポンは、『ELLE』2017年5月号に掲載された「ディオールアディクト ラッカー スティック」の広告で、第四部(マルチプル・特殊加工広告)から選出。総合賞のパナソニックは、「パナソニック ソーラーランタン」「聞き間違えない国語辞典」で金賞に選ばれた。
2016年7月から2017年6月に掲載された雑誌広告3408点の中から各賞が選ばれた。表彰は11月7日に都内で、発表会は11月17日に大阪市内で開かれる。
ビデオリサーチ テレビタレントイメージ調査
ビデオリサーチは9月25日、毎年2月・8月の年2回に実施している「テレビタレントイメージ調査」の調査結果(2017年8月度)を発表した。テレビで活躍するタレント・有名人1000人の知名度・人気度・イメージ評価を体系的に収集してランキング化している。
男性タレントでは、明石家さんまが6年ぶりに1位(前回4位)となり、2位は阿部寛(同1位)、3位はマツコ・デラックス(同2位)となった。明石家さんまは大御所でありながら今期4月、29年ぶりにニッポン放送の番組パーソナリティを務めたほか、8月からNetflixのCMに出演するなど活躍の場を広げている。
女性タレントでは新垣結衣が初の1位となり、2位は浅田真央(同4位)、3位は天海祐希(同3位)となった。新垣結衣は昨年主演したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)に引き続き、今期はフジテレビの「月9」ドラマ『コード・ブルー』に出演し、高い人気度を誇っている。
前回と比べて大幅に順位を上げたタレントとして、サンドウィッチマン(33→8位)、山田孝之(37→15位)、出川哲郎(32→17位)、小栗旬(圏外→18位)、イモトアヤコ(29→9位)などがいる ...