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成果を最大化する仕事の進め方

広報担当者がAIと共存していく道とは?

牛山マーティン(Gaudiy)

様々なビジネスシーンで活用が進む「生成AI」。広報の現場では、どのようにAIを使い、業務の効率化を図っているのか。効果を感じた活用法と今後の可能性について聞いた。

先進テクノロジーを駆使してWeb3時代のファンプラットフォームの提供を行っているスタートアップ企業、Gaudiy。同社では、今年の3月から全社員向けの福利厚生として「ChatGPT Plus」「GitHub Copilot」といったAIサービスを導入するなど、早い段階から社内での生成AI活用を推進してきた。

同社のHR/PRチームで広報を担当する牛山マーティン氏は、メディア対応、広報企画のアイデア検討、情報収集、プレスリリース・オウンドメディア・企画書の作成など様々な業務で生成AIを活用している。

生成AIで思考の初速を上げる

業務では主に「ChatGPT Plus」を使用しているという牛山氏。生成AIは、「思考をストップさせないためのパートナー的存在」であると話す。

「何かを検討する際、最初の足掛かりがほしいことがありますよね。例えば、企画やネーミングの検討。まずは条件やその時のテーマをざっくりとChatGPTに投げることで、一般的なアイデアをもらうことができ、初速の効率化を図れます」(牛山氏)。

そこで、出てきたアイデアをもとに自身で考えを膨らませ、行き詰まったらその段階の思考についてまたChatGPTに意見をもらう。このように、自身の思考がストップしてしまいそうなタイミングでChatGPTとキャッチボールを行うことで、ひとりで堂々巡りすることなく、思考を効率化できているという...

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