サッポロビールは6月20日から、「サッポロ生ビール黒ラベル『大人のオーディオドラマ“星の見えるBARで”』キャンペーン」をスタート。コンビニエンスストア限定の黒ラベルキャンペーンデザイン缶に貼られているシールのシリアルコードをキャンペーンサイト上で入力すると、人気声優による「大人の没入型オーディオドラマ」を1話ずつ視聴できる。また、オーディオドラマの視聴でポイントが獲得でき、それを使ってプレゼントにも応募できるとした。期間は9月2日まで。
オーディオドラマは、本編5話とエクストラシーン3話の全8話。「日々悩みながら前に進もうとする大人」を後押しするというテーマで、声優の内田彩さん、小野大輔さん、釘宮理恵さんが、悩みながらそれぞれの日々を生きる3人の大人を演じた。
プレゼント応募数は、昨年実施施策と比較して約1.4〜1.6倍と好調。売上も当施策の実施前と比較してアップした。
黒ラベルブランドはこれまで、時間や空間も含めた“おいしさ”を提供したいと音楽コンテンツへの取り組みを強化し、若年層から支持を得てきた。今回は、まだ黒ラベルを飲んだことのない若年層の顧客化を最大の目標として、黒ラベルの世界観を保ちながらも、新しい角度でのリーチを意識して企画。昨今の音声メディアコンテンツの急拡大や、声優関連エンタメ市場の拡大に着目して内容を考案した。

声優という狭いカテゴリーでの企画に社内から懐疑的な声も上がったが、新しいチャレンジであることや音声コンテンツ市場の拡大を説明し、実施にこぎつけた。