全国に100円ショップ「DAISO(ダイソー)」を展開する大創産業は4月13日、今年創業50周年を迎えることを記念し、この1年を「ダイソーれた1年」にしていくための新部署「ダイソーれたことやる課」を発足。その中で、15歳以下の商品開発アンバサダーを募集し、これまでの常識を覆すような新商品を企画、開発していくプロジェクトをスタートした。
当プロジェクトは、50周年の感謝とともに、次の50年という未来に向けて、新しい発想で商品を開発していきたいとの思いが背景にある。そこで、これからの未来を担う世代と一緒にその商品を開発していこうと企画した。
募集は、4月13日〜5月8日に特設ページ上で実施した。自分が想像していた商品をダイソーでつくってみたいという創作意欲の高い人や発想が豊かな人などから応募があったという。
その後、19人の小中学生を商品開発アンバサダーとして選出。5月28日に同社の東京本部で第1回目の会議が実施され、顔合わせが行われた。会議は毎週土曜日に東京本部で開催され、商品アイデアを練ったうえで、6月末には社内の商品バイヤーなどに向けて、アンバサダー自らプレゼンを行う。早ければ今年12月、遅くとも来年2月には実商品化する予定だ。「アンバサダーの考えた新商品が、日本だけでなく世界中のいろいろな人に受け入れられるような広がりに期待しています」と、同社広報の後藤晃一氏は語った。