コカ・コーラシステムは、ナチュラルミネラルウォーターブランド「い・ろ・は・す 天然水」のボトルを、ブランド誕生以来13年ぶりにリニューアル。6月20日から北海道で先行発売した。
「い・ろ・は・す」は、「おいしい」と「環境にいい」を両立するブランドとして、容器のありかたを探求し続け、2020年3月には「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」、同年4月には「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」を発売している。今回のリニューアルでは、近年、自然環境問題やSDGsの認知が一般的となり、心地よく生活することへの意識がさらに高まったことを受け、「おいしい」と「環境にいい」に、新たに「心地よさ」の要素を加えたボトルに刷新した。
今回の刷新のポイントは、水のおいしさや透明感などの価値を伝えるデザイン性を取り入れたこと。側面のリブ構造(溝)をなくしてスパイラル構造を採用し、ラベルをボトル下部に配置したことで、水の流れのような清らかな清涼感や天然水の透明感がより強調される、洗練されたデザインに。また、より快適な飲み心地の実現に加え、空のボトルは横方向からの圧力で簡単に平たくでき、畳んだ後の容積はより小さくなるようにすることで、資源回収や洗浄などのリサイクル工程がより効率的になるようにした。
さまざまな販売チャネルでの販売適性を満たす必要があり苦労したが、事前の消費者調査では、非常にポジティブな評価が得られたという。