販売促進の専門メディア

           

Idea&Techniques

西武渋谷店 渋谷らしい多様な切り口で若者にサステナブルな提案

西武渋谷店

西武渋谷店は6月7〜30日、毎年6月は環境省が定める環境月間であることから、「CHOOSE THE FUTURE〜心ある選択〜」をテーマに、現代アーティストや若手のクリエイターとタッグを組み、サステナブルなコト・モノを、多様性の街である渋谷に店舗を構える西武渋谷店らしい目線で提案。これまで、‘Art meets Life’「暮らしに、もっとクリエーティブを。」をコンセプトに多くのアーティストとのコラボを実現させてきた同店が、今回は20代などの若い世代にSDGsを身近に感じてもらいたいと取り組んだ。

タッグを組んだのは、異なるジャンルで活躍する3人。未来を変えるためには現状と違うものの考え方が必要だと考え、「違う視点で見てみよう」というキーワードを軸にすべての企画を行った。

期間中、A館1階のショーウインドウでは、現代アーティストのKAORUKOさんが描きあげた渋谷の街をテーマに「角度を変えて見てみる」K子が登場。当たり前になっていることも、角度を変えて見てみると新しい発見があることをアートで分かりやすく表現した。

6月7〜13日は、BS12の番組「SDGsらぼ」の番組ナビゲーターである雪見みとさんがプロデュースした企画をA館1階のプロモーションスペースにて実施。パンを題材に「おいしい=焼き立て」という概念を覆すべく、保存性の高い「冷凍パン」のおいしさや進化を伝え、食品ロス削減を提案した。また、「未来会議」と題したトークイベントも開催し、約60人が参加。SDGsに関心の高い人が多く、商品の購入にもつながったという。

6月21〜30日には、B館5階のプロモーションスペースで、「無駄づくり女王」として活動する藤原麻里菜さんが自身の「無駄づくり」コレクションを展示。無駄と逆転の発想で、「好きなものは長く使う=無駄を生まない・つくらない」ということを、作品を通じて表現した。同時にオリジナルグッズも販売し、ほぼ完売となった。

来場者からは、「意外と身近なことからはじめられることが分かった」「新しい発想をもらえた」など様々な声が聞かれた。

KAORUKOさんの展示。当企画全体の象徴として表現した。6月1〜19日には、西武渋谷店の美術画廊で個展を実施し、グッズも販売した。

雪見みとさんの企画「今日から始めるSDGs」。大のパン好きである雪見さんが、“廃棄ロスをなくす美味しい冷凍パン”やフードロス食材を活用したレトルトカレー、ヴィーガンスイーツなどを紹介した。

藤原麻里菜さんの展示。一部日程は、藤原さん自身も在廊。来場者から、「リアル(店頭)で会って企画をプロデュースする本人から話が聞けて嬉しい、思いが伝わった」と喜びの声が聞かれた。

藤原さんの展示で販売したオリジナルグッズ。

無料で読める『本日の記事』をメールでお届けいたします。
必要なメルマガをチェックするだけの簡単登録です。

お得なセットプランへの申込みはこちら

Idea&Techniques の記事一覧

ファイントゥデイ資生堂の推し活応援コンセプトムービーが808万回再生
Zoffが海岸に漂着したペットボトルを活用したメガネ発売
イオンリテールがネット限定セール開催 売上は昨年比2.5倍
「そこで日立!」をキーワードにあえて日立の家電品を選ぶ理由を訴求
西武渋谷店 渋谷らしい多様な切り口で若者にサステナブルな提案(この記事です)
THE NORTH FACEがアスレチックカテゴリーの旗艦店開店
PARM 認知率7%のフレーバーを悲哀溢れる広告で認知向上を訴求
サッポロビール 音声コンテンツで新しい角度でのリーチを意識
森永乳業 ダブル高橋名人をアンバサダーに起用したピノゲーキャンペーン
「い・ろ・は・す」がボトルを刷新 「心地よさ」を加えたデザインに
QBBベビーチーズ発売50周年で渋谷に自動販売機を設置
キッコーマンがD2C限定商品専用サイト「亀甲萬本店」を開設
スターバックスが公式アプリで初のサステナブルアクション
交通広告とアプリのプッシュ広告連動で車内体験価値の向上
FRISKが交通広告でコロナ禍の変化を前向きに捉える若者の声を発信
創業50周年のダイソーが15歳以下の商品開発アンバサダーを募集
ドン・キホーテが最新トレンドでZ世代を狙う新形態の店舗を開店
カラコンブランドのエバーカラーが「目」のつく駅にポスターを掲出
販促会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する