日立グローバルライフソリューションズは6月6日から、「そこで日立!」をキーワードに、冷蔵庫や洗濯機など家電品の新たな宣伝、販促施策の展開をスタートした。
同社は、コモディティ化が進む家電品のコミュニケーション設計において、競合他社との差異化を図ることが重要だと考えている。そこで、昨年4月に策定したパーパスに基づく「あしたから、もっとハピネス。」というメッセージとともに、暮らしの中の悩みや課題、気づいていなかった「そこ」を見つけ出し、それを解決できるアイテムとして日立の家電品ならではの機能やベネフィットを訴求していくことで、「生活品質(QOL)の向上には日立の家電品じゃないといけない」と認識してもらいたいと考えた。
キーワードの「そこで日立!」は、日立ブランドとして強く伝える、各家電品に共通したコミュニケーションフレームとして立案。技術力の高さや機能性能だけを伝える旧文脈から脱却し、他社に負けない明確な「日立を買うべき理由」や、一人ひとりの生活課題にとことん向き合ってきた「日立にしかないものづくりへのメンタリティ」を伝えることを軸とした。「そこで日立!」は、テレビCMやインターネット、店頭の販促物まで一貫したメッセージとして展開していく。
すでにテレビCM第1弾を放映しているが、販売店からの評判も上々で、「そこで日立!」は消費者への製品説明時にも伝えやすいと期待が高まっているという。