新型コロナウイルス感染症の影響で、ことしのプロ野球の開催は約3カ月遅れ、6月19日の開幕になりました。その日程調整によって、『日本生命セ・パ交流戦』が中止に。私も含め、悲しむファンも多かったように思います。
しかし、「現実世界でできないことでもゲーム上ならできうる」というのは今までの本連載でも書いてきたとおりです。開幕を待ちわびているファンへの還元として、また新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいる方々への感謝を込めた特別企画として、6月12〜17日までの6日間にわたって、『日本生命“バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』が配信されました。
プロ野球開幕直前、6月12日から17日までの6日間にわたって配信。第1戦のドラフト1位ルーキー同士の投げ合いはファンの関心を大きく集めた。
©Nippon Professional Baseball／©Konami Digital Entertainment
“eスポーツだからこそ”の展開
このバーチャル交流戦に使用されたのが国民的野球ゲームである『実況パワフルプロ野球2018』。現在の移籍状況や新入団選手など2020シーズンの選手データを特別に反映したものになっています。そのうえで...
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