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チケット×ライブ配信がスタンダードに?

神崎雅由(Candee)

サザンオールスターズは6月25日、「特別ライブ2020 Keep Smilin’」を無観客ライブとして配信しました。「有料視聴チケット制のライブストリーミング」という、最近よく目にする形式のサービスで行われました。所属事務所によると、チケット販売枚数は約18万枚、視聴者数は約50万人という結果となりました。会場の横浜アリーナの収容人数が、スタンドと立ち見席を入れて17000人であることを考えると、大成功な事例だったのではないでしょうか。サザンオールスターズにとって、ウェブを通してのライブ配信は初の試みとなりました。

今回配信された無観客ライブの特設サイト。サイト内では、サザンオールスターズのメンバーが出演する告知動画や配信ライブの視聴方法を解説する動画もアップされた。

成長を続ける配信サービス

これまでも、定額料金制のいわゆるサブスクリプションといった、有料のライブ配信プラットフォームはありました。しかし、興業チケットを取り扱う会社が積極的にオリジナルのサービスを展開している、という点が今までと異なります。イープラスが「Streaming+」、ぴあが「PIA LIVE STREAM」を提供。6月には電子チケットの販売プラットフォームZAIKOが「ZAIKO LIVE」をリリースしています。

さらに、今夏には配信プラットフォームとして実績を重ねているLINEが、「LINE LIVE-VIEWING」を提供開始します。

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