飲食業のマーケティング支援などを手がけるfavyは1月17日、共用レストラン「re:Dine GINZA(リダイン銀座)」(東京・中央)をオープンした。
「リダイン銀座」の特徴は、異なるシェフがそれぞれの分野のメニューを提供できる点。キッチンは最大5人のシェフが滞在できるスペースがあり、それぞれ調理機材と収納を用意した。また、レジなどの店内設備類やホールスタッフも共用となる。店内は約120坪(約396平方メートル)で、120席。月額利用料は5万円。独立開業前のテストマーケティング、新メニューの試販などでの活用を想定する。
また、「リダイン銀座」では、来店客に「どのシェフを応援したいか」「どの料理がおいしかったか」などを踏まえた投票を受け付ける。得票数と売上額などによる人気ランキングを店内や店舗Webサイトなどで発表する。一定期間ランキング1位を獲得したシェフには独立支援をするという。
Webで不特定多数から資金調達するクラウドファンディングも実施している。4万円で5万円分の食事券がもらえるコースと、1万5000円で「リダイン銀座」のビジネスモデル説明会と開店前の店舗を見学できるツアー参加権利がもらえるコースの2つ。それぞれ募集期間は2月27日まで。
「リダイン銀座」の営業時間は午後5時~午後11時。