「カビキラー」や「パイプユニッシュ」などを製造・販売する洗剤メーカーのジョンソン(横浜市)は9月20~26日、洗剤「ミセスマイヤーズ クリーンデイ」を使い、東京・渋谷にある壁画「ハチ公ファミリー」を清掃した。
「ミセスマイヤーズ クリーンデイ」は「アメリカで人気のクリーナーブランド」(ジョンソン)。日本ではことし7月、取り扱いを始めたばかりだ。流行の発信基地である渋谷で、洗浄力と香りの良さをアピールする大掃除イベントを開催し、ブランド認知度を高めるねらい。
「ハチ公ファミリー」は1990年の設置以来、本格的に清掃されてこなかったが、大掃除のかいあって汚れが取れた。
「『ハチ公ファミリー』は食器などで利用される、信楽焼の陶板レリーフで作られており、キッチン用洗剤として高い洗浄力を誇りながらも、自然由来の豊かな香りが漂う、といった商品の特徴が十二分に発揮された」とジョンソンは自信を見せる。「街の人からは『ハチ公前広場が、少し明るくなった気がする』と歓迎の声が聞かれた」と手応えを示す。