世界最大のサーモン養殖会社の日本法人であるマリンハーベストジャパン(東京・中央)は10月上旬から10月末まで、ハロウィーン需要に向け、キャンペーンキャラクター「サーモンスター」のレシピリーフレットやポスター、シールなどを店頭に置くプロモーションを行った。
マリンハーベストジャパンは2014年から、サーモンのオレンジ色がハロウィーンでおなじみのカボチャの色と似ていることに着目。サーモンを「ハロウィンフィッシュ」として打ち出し、プロモーション活動を実施している。
「年々ハロウィーン市場が拡大している一方で、定番料理が確立されていない。このプロモーションで、ハロウィーンシーズンにはサーモンを食べるといった文化を創出したい」(マリンハーベストジャパン)
ことしはキャンペーンキャラクターとして「サーモンスター」を制作。レシピリーフレットやポスター、POPのデザインに取り入れ、子どもの関心を引くことをねらった。
「(共同印刷やアクトインディによる)市場調査で、消費者が家庭でのハロウィーン料理で求めているのは、『子どもが喜び、かわいらしく、手間がかからないもの』であるとわかった。そこで『サーモンスター』というキャラクターを作り、手軽で見た目もかわいいサーモンレシピをリーフレットやWebサイトで紹介した」(マリンハーベストジャパン)