アリババグループの個人間(C to C)オンラインモール「タオバオ(淘宝網)」は9月13日から4日間、「第3回タオバオ・メーカー・フェスティバル」を中国・杭州市で開催した。会場は西湖で、屋外では初の実施。同イベントには、200を超える「タオバオ」の出品者が出展した。
目玉イベントは、中国のトップデザイナー20人によるファッションショーだ。初日の夜に、西湖の断橋で開催した。ショーのもようは「タオバオ」のスマートフォンアプリと、動画共有サイト「Youku(ヨウク)」でリアルタイム配信。視聴者がショーを見ながら商品などを即座に購入できる「Show now, Buy now」の仕組みも取り入れた。
アリババグループのクリス・タン最高マーケティング責任者は「今日、タオバオはオンラインショッピングの代名詞となっている。タオバオを成長させ、活発にしているのは、出品者の方々のクリエイティビティだ。彼らの製品、マーケティング手法は称賛に値する。『タオバオ・メーカー・フェスティバル』はこうした出品者の皆さんに謝意を示すものだ」とコメントしている。