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来店理由が「人」になる時代 接客の販促効果

一般人を広告ポスターに起用 思わずシェアしたくなる体験イベント

サッポロビール

サッポロビールは、新ジャンル「サッポロ 麦とホップ The gold」のリニューアルを機に、2月4日、5日の両日、商業施設「渋谷モディ」でプロモーションイベントを実施。「麦とホップ The gold 飲み顔グランプリ」と題したイベントの狙いについて聞いた。

撮影の様子。来場者は男性48%、女性52%とやや女性の参加が目立った。2日間で780人が来場した。

参加型イベントで拡散を狙う

「飲み顔グランプリ」は、一般の参加者が広告ポスターのタレントのように、おいしそうに飲む顔=「最高の飲み顔」にチャレンジするイベント。シャッターチャンスは2回。参加者が表現豊かな飲み顔を披露した。プロのカメラマンを前に緊張しながらも、自らがおいしさ、幸せ感を演出する撮影を楽しんだ。

ビール酒造組合の調べでは、容器別販売数量はびん、たる・タンクは前年割れしているが、缶ビールは100.3%と微増だった。

同社・ブランド戦略部の豊田崇文・課長代理は、「缶ビールが微増したことの背景には消費者の節約志向が強くなっていることが考えられます。外食する人が減り、家庭で缶ビールを飲用する人が増えたのではないでしょうか。消費者のニーズは時代とともに変化するので、積極的に消費者に提案していかなければ、新規購入やリピートを促すのは難しい」と話す。

そのような背景を踏まえ、今回実施したイベントでは …

あと68%

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