実店舗の未来を担う1980年世代の店員に聞いた「接客術」
店舗のブランドをつくる存在として期待されるのが、1980年代生まれの店員たち。次世代を担う彼・彼女らに聞きました。
来店理由が「人」になる時代 接客の販促効果
東京スカイツリーでは今年、少女マンガ誌『りぼん』とコラボレーションしたイベント『250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE』や、地上350メートルの天望デッキで夜景を望むディスコ空間『SUPER SKYTREE DISCO』を実施し注目を集めている。その背景と狙いとは。
少女マンガ誌『りぼん』とのコラボイベント「250万乙女のときめき回廊」では来場者から「なつかしい」といった声が多数寄せられている。
(C)集英社・りぼん
ことし開業5年目を迎える東京スカイツリーがコラボレーションイベントを強化している。
「東京スカイツリーは、眺望が最大の魅力。それを伝えるのはもちろん、リピートを促すためには、新鮮さを保つことも大切です。眺望と"何か"をかけ合わせたイベントを企画しているのは、こうした背景があります」。こう語るのは、東武タワースカイツリー営業企画部の小杉真名美課長だ。
一度登ってもらえれば良さはわかるはず─こんな思いが見え隠れする。実は、「東京スカイツリーに言ったことがある」という人でも、"足元"の商業施設「東京スカイツリータウン」を指していることが多く、タワーそのものに登ったことのある人は少ない。たとえば、2016年度4月~12月の、東京スカイツリータウン全体の来場者数は2374万人だが …