成長分野を正しくとらえよう 求められる次の一手
ことし1月〜9月累計の訪日外国人客数は1797万8000人。2016年の客数は、2015年通年の1973万人を超える公算が大きい。一方、為替の影響を受け、消費額は2014年並となった。企業は今後、どう舵取りを行うべきか。ジャパンショッピングツーリズム協会の新津研一専務理事に聞く。
小誌『販促会議』11月号での特集に続き、今号も訪日外国人客の動向を追いたい。訪日客の現地通貨ベースでは消費額が微増しているという調査がある。また、比較的低価格の日用品のプロモーション手法も模索が続くところだ。
ことし1月〜9月累計の訪日外国人客数は1797万8000人。2016年の客数は、2015年通年の1973万人を超える公算が大きい。一方、為替の影響を受け、消費額は2014年並となった。企業は今後、どう舵取りを行うべきか。ジャパンショッピングツーリズム協会の新津研一専務理事に聞く。
訪日旅行中に最も買い物をする訪日中国人客の視線が、為替の影響や、個人旅行客の増加を受け、手の届きやすい日用品に広がっている。訪日中に買うものを見定める傾向も見えてきた。国内での外国人向けプロモーションもますます増えそうだ。
世界4大ミスコンテストのひとつ、「ミス・インターナショナル世界大会」の開催を控え、各国代表70人が来日。日本文化に親しんだ。
全国のセブンイレブンなどに設置されているセブン銀行ATMは、2007年から海外発行カードで日本円を引き出せるサービスを提供している。訪日需要が加熱する以前から地道に拡大し、いまではなくてはならないインフラになりつつある。