魅惑の泊まれる体験 「宿泊」の再定義(中編)
近年、宿泊できる施設が話題だ。ただ泊まれるだけでなく、付随する体験も多彩。ブランド価値を伝える接点にもなる。しかし「民泊」が普及し、泊まるだけなら、比較的安価に抑えられるようになった。コモディティ化を避けるアイデアが必要だ。
オンライン購入の人気が高まるなか、実店舗が提供する価値には変化が求められています。欲しいモノが手に入る、見つかるという機能はもちろん、驚きや安心、楽しさ、スリルなど、情緒的な価値を感じられる機会を提供する。そうした感性的な欲求に訴える、さまざまな店舗を紹介します。
近年、宿泊できる施設が話題だ。ただ泊まれるだけでなく、付随する体験も多彩。ブランド価値を伝える接点にもなる。しかし「民泊」が普及し、泊まるだけなら、比較的安価に抑えられるようになった。コモディティ化を避けるアイデアが必要だ。
近年、宿泊できる施設が話題だ。ただ泊まれるだけでなく、付随する体験も多彩。ブランド価値を伝える接点にもなる。しかし「民泊」が普及し、泊まるだけなら、比較的安価に抑えられるようになった。コモディティ化を避けるアイデアが必要だ。
「体験」は自分自身の身をもって実際に行う意。であれば、店舗や施設といった空間だけでなく、五感で触れる商品にも「体験」はあるはずだ。ここでは、「暮らしになじむLOHACO展」から、理性でとらえる機能的価値はもちろん、感性面で心が踊るようなプロダクトデザインを紹介する。
『笛ラムネ遊び方分からず生産中止』─。こんな見出しが4年ほど前、ネットで話題となった。大阪市の菓子メーカー、コリス(現在は販売機能のみ、製造は親会社のママリス)による発表が発端だ。ドーナツ型の白いラムネで、穴からピューと吹けるフエ(笛)ラムネと言えば、子どものころ食べたことを思い出す方もいるかもしれない。創業70年。昭和から残る駄菓子だ。