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30年目の主役は「空也上人」仏像を堪能する臨場感を表現

JR 東海/2023年初夏「そうだ京都、行こう。」

「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンは秋に30年目を迎える。この夏は「空也上人立像」をメインに据え、仏像を現地で楽しむ臨場感を伝えている。

キービジュアルでも空也上人を前面に。

「像が目の前にある」ような感覚に

京都・東山区の六波羅蜜寺にある「空也上人立像」は、6体の仏像が口から飛び出した、一風変わった肖像彫刻。今回、そんな一体の像にフォーカスを当てたのは、JR東海のキャンペーン「そうだ 京都、行こう。」だ。「近年は、桜や紅葉など、季節を入り口にした京都の魅力を伝える表現が主流でした」と語るのは、2017年からこのキャンペーンを担当しており、テレビCMやグラフィックを手がけた電通の野崎賢一さん。「コロナ禍を経て、クライアントからは季節を選ばず、通年で楽しめる京都の魅力を伝えたいというリクエストがありました」(野崎さん)。さらに、オリエンの時点で「空也上人立像」を中心に据えてはどうか、との提案もあったという。

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