デザインの根本原理を超えた活動と、その未来
佐藤可士和展
博報堂でアートディレクターとして斬新な広告デザインを手がけ、2000年に独立しクリエイティブスタジオ「SAMURAI」を設立した佐藤可士和。教育施設や医療機関、物流施設、地域産業のトータルプロデュースなど、デザインの力を通じてメディアを拡張してきた活動の全貌を、佐藤自身のディレクションによって紹介する。
イントロダクションとなるのは、幼い頃から漫画の表紙やロゴ、標識などが好きで、そこにひとつの宇宙を見ていたという佐藤が幼少期に制作したコラージュ作品『宇宙』。およそ30年にわたる活動に加えて、進行中の最新プロジェクトも初公開される。
佐藤可士和展 | |
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2月3日~5月10日 国立新美術館[東京・港区] |
デザイン×工芸の入門編
国立工芸館石川移転開館記念展Ⅱ
うちにこんなのあったら展
気になるデザイン×工芸コレクション
「もしも自分の家に置くならどれにする?」。美術館での会話にヒントを得た、空想から始まるデザイン・工芸の特別展。
20世紀を代表する女性陶芸家 ルーシー・リー、陶芸家だけではなくデザイナーとしての先駆的な実践も再評価される人間国宝の富本憲吉、植物学に関する豊富な知識を持ちながらデザイナーとして多方面に活動したクリストファー・ドレッサー。生まれた時代も場所も、性別も異なる3人の作家を出発点に、「飾ること」「文字の力」「タイムレスなデザイン」など作品から導き出されたキーワードのもと、知る人ぞ知る作家の作品も紹介している。