コロナ禍を経て、企業が発するメッセージに消費者は敏感になっている。3月頃から新型コロナのパンデミックが加速し、その後世の中の大きな関心事として母の日や父の日、プライド月間もあった。時を同じくして米国を中心に「Black Lives Matter」運動も広がりを見せる。世相がせわしなく変化するなか、BtoBでビジネスを展開する世界の企業はどのようなメッセージを発したのだろうか。
動きをつけたロゴでソーシャルディスタンシングを促す
Cisco Systemsは4月上旬、同社のロゴを用いて、ソーシャルディスタンシングを促すモーショングラフィックスを公開した。「The distance between us has never been greater… but the connections that bond us have never been stronger(私たちの距離はこれまでになく遠くなっていますが、その繋がりは今まで以上に強くなっています)」。
https://www.instagram.com/p/B-uJilIlZJ2/?igshid=1bzwnkp8abywh
ユーザーの取り組みをシェアするプラットフォーム
主に美容サロンのオンライン予約・支払い処理サービスを展開するVagaroは、コロナ後の開業の際に細心の予防策が必要な顧客に対して、同業他社の対応を紹介する取り組みを行った。「お客さんの来店時間の間隔を空け、消毒し、事前に体調確認、施術の前後にも手を洗ってもらうようにしています」など。その他、利用者向けに家でできるエクササイズのレッスン動画も配信。
https://www.instagram.com/p/CAFrY2QgrM6/