商品やサービスを通して生活者と直接コミュニケーションをとることが難しいBtoB企業。全ての企業にブランディングが必要ないま、企業の想いをいかにして届けるのか。CI、CSRレポート、店舗の出店など、さまざまな手法で語りかける企業に取材した。

『研究施設総合カタログ』。

最先端の研究環境を発信する情報誌『Lab Design+』。
目指すのは双方向のコミュニケーションができるカタログ
研究施設などの設備を起点に、知的創造空間としてのラボづくりを提案するダルトン。同社が2008年から発行している最先端の研究環境を発信する情報誌が『Lab Design+』だ。ラボの設計事例を取材し、第三者的視点から国内外のトレンドを伝えている。施設機器事業部 事業推進統括部 統括部長 増田敏充さんは、「当社の役割は商品の単品売りではなく、ラボ全体をコンサルティングし、お客さまの研究成果につなげることです。この雑誌もその一環で、顕著な事例を紹介することで、研究環境の改善のきっかけになればと考えています」と話す。
研究施設事業の事業コンセプトは...